2021.10.25 00:31猫俳句14猫俳句 佳作加藤 正子新潟県「猫五匹夜釣りの人を囲みをり」飛び猫の写真で有名な五十嵐健太さんが、以前猫学園に来店されました。デパートでの写真展を終えて、わざわざ来ていただきました。千葉の出身で、とても気さくな方でした。島での飛び猫の写真が有名になり、小さな島に観光客が押し寄せて、環境が変わってしまったので、しばらくは島にはいかないとの事でした。港に住む猫たちは、漁船が戻ってきたらおこぼれに預かろう...
2021.10.22 06:08猫俳句13猫俳句 佳作若狹 昭宏愛媛県「掛け違う釦に子猫落ち着かず」何を掛け違ったのか?釦が付いているのだから服だと思うが飼い主の服か猫服か釦にじゃれる猫が落ち着かない釦の掛け違いという比喩なら人間の感情?想像力の無い私には解りません。俳句は①凝縮性・・・五七五②具象性・・・目に見えるもの形を成すもの③普遍性・・・誰にでも解りやすい言葉でこの3つの要素が重要だそうです。話は変わりますが、ドングリを拾って猫に...
2021.10.04 03:58猫俳句12猫俳句 佳作11と同じ「夏虫にまだ気づかない溶けた猫」猫の視力は悪く、遠くのものはよく見えていないようです。0.1~0.2程度らしいです。眼鏡をかけないと見えないレベルですね。しかし、動体視力が優れていて、蝿や蜥蜴、ゴキブリなど直ぐに捕まえてしまいます。いまはバッタや蟷螂が餌食ですね。鼠を捕まえるために猫を飼うようになった事は歴史が証明しています。ですから「動かなければ」猫に見つかりません。溶けた...
2021.10.01 01:22猫俳句11猫俳句 佳作江島 ゆう子神奈川県「自転車を見送る猫や花吹雪」家の近所にも桜のトンネルが出来る通りがあります。片側が堤になっており、堤の上で毎年近所の人たちが花見をしていました。コロナ禍で派手なお花見会は中止になっているようですが、散歩しながら変わらず咲き続ける桜を眺めています。車や自転車で桜のトンネルを走り抜けると風で散り始めた桜の花びらが舞い上がります。地域の猫たちも側道で見かけるので、飛び出し...