猫俳句11
猫俳句 佳作
江島 ゆう子
神奈川県
「自転車を見送る猫や花吹雪」
家の近所にも桜のトンネルが出来る通りがあります。
片側が堤になっており、堤の上で毎年近所の人たちが花見をしていました。
コロナ禍で派手なお花見会は中止になっているようですが、散歩しながら変わらず咲き続ける桜を眺めています。
車や自転車で桜のトンネルを走り抜けると風で散り始めた桜の花びらが舞い上がります。
地域の猫たちも側道で見かけるので、飛び出してこないでね。といつも祈っています。
酒店の倉庫や住んでないお屋敷などで毎年仔猫が生まれるというのを聞きます。
我々の活動も終わりが無いですね。
バイパス道路が出来ると便利になるのですが、地域猫の住処や餌やり場が無くなったり、行動範囲が分断されたりして、轢かれることも増えてきます。
猫たちに安住の地を願うばかりです。
0コメント