猫俳句2
猫俳句 佳作
井田 壽一
滋賀県
「今年藁ぷんぷんさせて猫帰る」
新米の季節、秋の田んぼを散歩していた猫がふかふかの藁の山の中で体を擦り付けている。
毛の中に稲わらを絡ませて、夕方少し寒くなってくると帰ってきます。
お帰り!と撫ぜてやると、温かい毛の間から藁の匂いが溢れます。
猫学園の猫たちも今、春の暖かい園庭に出ると真っ先にコンクリートブロックに体を擦り付けています。たまに砂だらけになって帰ってきます。夕方4時を過ぎてヒヤッとしてきたので部屋にお入り!と言っても名残惜しそうに園庭の隅に隠れてしまいます。
風邪ひくよ!
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